第2夜として、韓国側からの希望で国会議員と日本のトップリーダーの方々との意見交換会もセッティングした。参議院選挙後の大変忙しい中、民主党の小宮山洋子議員と社民党の福島瑞穂議員が次々と駆けつけてくださった。
イ・ミギョン議員は、まず、このたびの参議院選で日本の民主党から14名の女性議員が当選したことは素晴らしい、と称え、激動する韓国国会の最新ニュースを伝えてくれた。「ウリ党が分裂し、進歩的な勢力として統合民主党が結党されつつある。韓国では12月に大統領選を控えているが、この10年間は、改革的民主的な大統領により、平和の礎ができ、女性の権利や男女平等が進んだ。今後は朝鮮半島の問題を平和的に解決することが第一義である」などと語られた。
ヒョンベクさんは、「女性六者会議」の提案とともに、北朝鮮の対応については日本がアジアの中で孤立しないように経済的交流を進めていく過程で、核問題も解決していけるのではと問題を提起された。
ミャンマーとカンボジアを視察したばかりの小宮山さんは、朝鮮半島の平和のために女性たちが力を合わせていくことは重要。拉致問題の解決とは別に核の問題で日本の果たす役割は大きいと述べ、先に退出された。
福島議員は弁護士としても戦後保障に関わり韓国には何度も行っている。日本は安倍政権になってから、バックラッシュがひどく、慰安婦の記述が教科書から消されたり、平和憲法を変えようとする動きが起こっている。社民党は北朝鮮と交流があったため、拉致問題でバッシングを受けたが、2000年に北東アジア安全非核構想を発表し、進めてきた。今後、6か国協議の進展はアジアの平和にとって望ましいことだと強く思うと述べられた。
大阪からお帰りいただいた樋口恵子さんは、軍国主義的な石原候補に対し、平和を訴え戦った前々回の都知事選の出馬体験を語られた。そして、6月に開催された「女性の視点から高齢化を考える」という国際会議の模様を説明され、韓国も準備を進めている介護保険や女性の貧困などの問題に言及、これからも韓国との交流を深めていきたいと語った。
最初から参加された産科医で女性と健康ネットワークの堀口雅子さんは、慰安婦問題は本当に申し訳ないと詫びたあとで、女性が健康でなくては次の世代に引き継げないと述べた。韓国の女性たちの状況は変わったかという質問に対しては、以前と較べたらよくなったと皆さんから即答が返った。こうして、またしても時間ぎりぎりまで熱心に率直な意見が交わされた。 |