HOME > 活動報告> 各国女性議員や市民団体との連携 > 2007年6月 ビルマ女性連盟主催 国際シンポジウム
ビルマ女性連盟のチョチョアイさんの主催者側挨拶のあと、フェミ議を代表して木村が「日本でも男女平等施策などへのバックラッシュが起こり、ことに憲法改正を主張する安倍政権になってから、日本の民主主義も危うい状況となっている。共に人権と平和を守るために頑張ろうと」スピーチをした。
続いてヒューマン・ライツ・ナウの伊戸事務局長、昨年のパネリストの重川氏から挨拶があった。
チン族、カレン族、カチン族、モン族、シャン族の女性たちが色とりどりの美しい民族衣装で登場した。しかし報告の内容は凄惨な耳を疑うようなものばかりだった。たとえば国軍により女性たちは昼間は荷役労働に借り出され、夜は性奴隷として扱われる。国による「強姦への許可書」を与えていることに対してビルマ軍事政権に対する制裁案が国連に出されたが、ロシア、中国によって否決されている。ことに、キリスト教を信仰するカレン民族に対する迫害は激しく、虐殺による民族浄化が行われてきた。
このような状況下でもなお、彼女たちは子どもたちの学校づくり、政治犯の釈放、民主的な国づくりのために頑張って生きたいと口々に決意を述べていた。
ラカイ女性連盟のミャ・ラザ・リンさんがゲストとして熱いスピーチを行った。 彼女はビルマからバングラディッシュに逃亡し、今はタイやアイルランドなど国際的にも活躍している運動家だ。リンさんはビルマは天然資源が豊かな国であるのに、軍事政権が全てを独占しているので、国民はいまだに貧しく、料理は薪で作り、川に水を汲みに行かなくてはならない。日本の援助は軍事政権を潤しているだけだと手厳しい。また、自分たちはビルマ国民なのに、ビルマに住むことができず、子どもたちにビルマの文化やことばを伝えることが難しいと訴えた。
続いてチョチョアイさんも、スーチーさんはもう18年間も拘禁されているが、1日も早い解放を願い、母国の民主化のために女性たちが手をつなぎあっていこうとしめくくった。
ピースボートのジョアンナ・ストラットンさんが武力闘争予防のためのグローバルパートナーシップについて力説。彼女はオーストラリア出身で母がビルマ人、日本の大学で学び平和と紛争のテーマで修士論文を書いた若い女性。今後タイとビルマの国境のNGOに参加するという。
最後は少数民族の人々が総出の民族音楽と民族舞踊で予定の時間が過ぎていった。